鍛えているのは体なのに、なぜ「心」が一番変わるのか?
- topi300101
- 4 日前
- 読了時間: 3分
皆さん、こんにちは!
これまで、体づくりは「行動のスイッチ」「未来へのラブレター」「仕事への投資」など、さまざまな視点でお話してきました。
そして、継続して努力を重ねている皆さんが、ある日、ふと気づく最も大きな変化があります。
それは、「鍛えているのは筋肉のはずなのに、いちばん変わっていくのは心だ」という瞬間です。
逃げたくなる場面で、前より少しだけ踏みとどまれる
私たちの日常には、トレーニングと全く同じように、「逃げたくなる場面」や「もう諦めたい瞬間」が必ず訪れます。
慣れない仕事のプレッシャー
人間関係の複雑な問題
予想外のトラブル
以前の自分なら、すぐに「もう無理だ」と匙を投げていたかもしれません。
しかし、体づくりを続けているあなたは、ある変化を感じているはずです。
「諦める前に、もう一歩だけ進んでみよう」
この少しの踏みとどまりや、もう一歩の推進力は、どこから生まれてくるのでしょうか?
それは、あなたがトレーニングで何十回、何百回と繰り返してきた「小さな成功体験」が、心の奥底に染み込んでいるからです。
体を鍛えることは、心を整える最短距離
トレーニング中、私たちは「つらい状況」に直面し、それを「自分の力で乗り越える」という行為を繰り返します。
重いものを持ち上げたとき。呼吸が乱れ、もう一秒も維持できないと思ったとき。
それでも、あと一回、あと数秒だけ粘るという決断を、無意識のうちに下しています。
この「粘る力」、つまり自己統制力と精神的耐性が、やがてジムの外、実生活へと飛び出していきます。
体を鍛えることは、自律神経を整え、ストレスホルモンを適切に処理する能力を高めます。
物理的に体が整うことで、心は雑念や不安から解放され、整った状態を維持することができるのです。
だからこそ、体を鍛えることは、心を整えるための、最も近道であり、最も確実な方法なのです。
強くなるって、折れないことじゃない
私たちは、強い人間とは「決して折れない鋼のような人」だと思いがちです。
しかし、そんな人はいません。
誰でも、心が揺らぎ、時には折れそうになる瞬間があります。
体づくりが教えてくれる「強さ」とは、そうではありません。
強くなるって、折れないことじゃない。 折れにくくなる自分に、ゆっくり育っていくことだ。
あなたの筋肉が、負荷に適応してゆっくりと大きくなるように、あなたの心もまた、困難に適応してしなやかに、折れにくい状態へとゆっくりと育っているのです。
今日、あなたが流した汗は、あなたの肉体を変えるだけでなく、あなたの心を未来の困難から守る、最高の盾となっています。
自分の体と心に感謝して、この素晴らしい成長の旅を、これからも一緒に続けていきましょう。





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