筋肉の柔軟性を高めるためには、ストレッチが必須です。
そのストレッチを上手に行うために、3つのポイントをお伝えします。
1.呼吸を大切にすること
筋肉を伸ばすときは、呼吸に意識を向けてみましょう。ポイントは、長く息を吐くことです。
息の吐き方は「は~」ではなく、「ふ~」と吐いてみましょう。
そして、息を吐き続ける時間は、20秒以上吐き続ける意識を持って欲しいです。
最初のうちは、すぐに息を吐ききると思います。
ですが、次第に長く吐き続けることができるようになるので、ぜひチャレンジしてみてください。
息を長く吐くことで、自律神経である副交感神経が優位に働き、体や筋肉がリラックスして柔軟性が向上します。
2.硬いという想い込みを捨てること
柔軟性がなく、筋肉が硬い人をたくさん見てきた中で、共通の特徴があります。
それは、「私は体が硬い…」と思っているということです。
実際に硬いので、そう思っても仕方ありませんが、硬いと思っているうちは、なかなか柔軟性が向上しづらいのです。
なので、やってみて欲しいことは、「柔らかくなった筋肉をイメージする」ことです。
イメージできなければ、検索で柔らかい人の画像を探してみてください。
その人のイメージになればOKです。
硬いと思う想い込みをどれだけ捨てられるか。ここが大きなキーワードです。
3.伸ばす意識より「ゆるむ」感覚を
ストレッチするときに、どうしても伸ばそう!という意識が働きやすいです。
柔軟性を高めるには、伸ばそうという意識より「ゆるんでいく」感覚を持つことが必要です。
特に必死で伸ばしてしまうと、筋肉は逆に縮もう!という反応になります。
そして、必死に伸ばすと痛いです…。
強い痛みを感じるときは、それは「それ以上伸ばしたらダメ!」という筋肉からの危険信号です。
それを無視すると、筋肉痛のようになったり、肉離れのような状態になったりしますので、気をつけてください。
ぜひ、「ゆるむ」感覚で、ストレッチを実践することをお勧めします。
これら3つのことを、念頭に置いた上でストレッチをやってみませんか?
柔らかくて弾力性のある筋肉になっていきましょう!
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